民事法律扶助とは裁判所における民事事件（債務整理・交通事故・損害賠償請求・労働関係等）、家事事件（離婚・遺産分割等）、行政事件に関する手続をする場合に弁護士、司法書士に報酬を支払うことが困難な方々に対し、法テラスが立替払いをする制度です。

一定の資力要件に該当する方のみ、法テラスの審査を得て援助が決定されます。
立替払いなので、法テラスに対し分割返済が必要です。生活保護受給中の方については、返済免除が受けられる場合があります。

民事法律扶助を利用して裁判所における手続をご希望の方は、次の書類を来所時にお持ちください。（事案によっては別途書類が必要な場合があります）

• 住民票（世帯全体の記載があるもの）
• 収入証明書（直近給与明細書2～3ヶ月分・生活保護受給証明書、年金証書等のうち、いずれか一つ。
• 印鑑（認印でよい）
• 本人確認資料（運転免許証・住基カード・パスポート・健康保険証・年金手帳等）

当事務所において資力要件等を確認したうえで、法テラスに民事法律扶助の申し込みをします。持ち込み案件となりますので、審査にかかる時間は約２週間ほど早くなります。

民事法律扶助は、必要な方に必要な手当てが出来ていないのが現状です。当事務所は本当に援助が必要な方のお手伝いをさせてもらいます。

民事法律扶助のメリット
普通に弁護士、司法書士に依頼した場合の報酬に比べ1/2～1/3の負担で済みます。

ただし、裁判訴訟で勝訴の見込みのない場合は援助決定がでません。ですから、どんな内容の事件でも使えるという制度ではありません。